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高配当ETF投資で今の生活を楽にする【2023年11月経過報告】

hayabusa
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私は最も代表的な不労所得である配当金を得るために、高配当ETFへの投資を行っています。

配当金を定期的にもらうことのできる高配当ETF投資は、リスクを受け入れながらも地道に継続することでキャッシュフローが生まれ、着実に日々の生活を楽にすることができる手法であると考えています。

この記事では私が行っている高配当ETF投資の目的、保有銘柄、実際に受け取った分配金などについて紹介します。

この記事が、高配当ETF投資について知る、考える、興味を持つきっかけになれば幸いです。

※投資は最終的に、自分が納得した上で自己責任で行うものとなります。紹介された株が必ず利益を出すわけではありませんのでご留意ください。

私の投資の目的

将来を重視した投資か、今を重視した投資どちらを選ぶか

私に限らず、基本的に投資の目的と言えば、将来に必要なお金を確保するためという人が多いと思います。

もちろん私の投資の目的も将来お金で困らないようにするためなのですが、100%将来のためを意識して投資を行うのか、今現在の生活も意識して投資を行うのかで最適な投資方法が異なってくるように感じています。

私は将来はもちろん今の生活も楽にするために高配当ETFへの投資を行っています。

最も効率が良いのはインデックス投資と言われているが、、

100%将来のために投資を行うのであれば、最適解はインデックス投資でしょう。配当金を再投資し続けることで、税制的な面からも有利に資産を増幅させることができます。

ただその一方でインデックス投資の場合、継続している間、手元にお金が入ってくることはありません。

日々頑張って節約し投資にお金を使っているのに、日々使えるお金が増えないというのは少々、酷な話かもしれませんね。

インデックス投資でも毎月ルールを決めて、配当金のように取り崩せば高配当株投資と同様の運用ができるという人もいますが、資産形成期に含み損がある時でも取り崩せるかといえば、ためらいたくなるのも理解できますし、実際にそうしている人をあまり見たことがありません。

投資で大切なのは何より継続すること

何に投資するのか、根本的な入金力など投資において大切なことは数多くありますが、私は投資において最も大切なことは「継続すること」、「続ける」ことだと思っています。

もしあなたが、少しでも手元にお金が入ってくること(配当金を受け取ること)を嬉しいと思い、それが投資を続けるというモチベーションにつながるのでれば、インデックス投資の最大効率をあきらめてでも、高配当株投資をするメリットがあるでしょう。

実際に高配当株投資で配当金をもらったことがある人には共感いただけると思うのですが、例え小額であったとしても完全な不労所得である配当金をもらえると、とても嬉しいものです。

配当金には投資を継続したくなるレベルのインパクトがあると日々、実感しています。

高配当株投資のメリット

確かに高配当株投資は、配当金を受け取る際に課税されるため、資産運用の効率はインデックス投資に劣りますが、配当金を使うも再投資するも自由です。

配当金を生活費や、趣味のために使うか、もしくは生活に余裕があれば再投資するかの選択肢を得ることができます。

個人的に配当金を使ってしまうか、再投資するかの選択肢が生まれることこそが、高配当株投資の最大のメリットと考えており、実際私の生活はもらえる配当金が増えるにつれて、着実に楽に、豊かになっていることを実感しています。

少しずつですが、手元に入ってくる配当金が増えてきて今の生活が豊かになっていく、この考えに共感できる方は、小額から高配当株投資を始めてみてはいかがでしょうか。

はじめは無理せず本当に小額から、どのくらい値動きがあるのかなどを見極めつつ投資を始めることを推奨します。

保有銘柄

2023年11月末時点

種別(口座)ティッカー銘柄保有数量評価額概算(円)
国内(特定)1494ONE高配当日本株601,610,000
米国(NISA)VIGバンガード・米国増配株式ETF601,470,000
米国(NISA)DGRWウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド1471,480,000
米国(特定)VYMバンガード・米国高配当株式ETF1552,460,000
米国(特定)DHSウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド901,050,000
米国(特定)PFFDグローバルX 米国優先証券 ETF570→6001,680,000
米国(特定)JEPIJPモルガン・米国株式・プレミアム・インカム ETF3302,700,000
米国(特定)JEPQJPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF1501,100,000
Total13,550,000
※先月からの変更点は背景色黄色、赤字。

1494 ONE高配当日本株

はやぶさ
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分配は年2回(4月,10月)、信託報酬は0.308%です。

TOPIX(東証株価指数)の構成銘柄のうち、10年以上毎年増配しているか、安定した配当を維持している40~50銘柄を対象とした株価指数「S&P/JPX 配当貴族指数」との連動を目指すETFです。信託報酬は0.308%です。

日本の増配株や安定した配当を維持している銘柄を対象にしているETFということで、日本株への期待も込めて購入しています。

2017年5月に設定されたETFのため約6年間の情報になりますが、これまでの分配金の推移は悪くないので、今後の分配金に注目しながら保有しようと思います。

10月の配当金を受け取りました。10月の配当金は1株当たり、410円だったため、税引き後で18,296円でした。

日本株の調子が良いこともありますが、去年と比較して増配率がすさまじいです。10月の分配金も、前年同期比としては増配(344円→410円)でした。

今後も、この増配率を維持するのは難しいかもしれませんが、増配は維持してくれればと思っています。

楽天証券における貸株金利が1.25%から0.50%に変更されてしまいました。少し残念ですが、まあ貸株金利はおまけなので、0.50%でもありがたいです。

14942022年(円)2023年(円)
4月342382(+11.7%)
10月344410(+19.2%)
Total686792(+15.5%)

VIG バンガード・米国増配株式ETF

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分配は年4回(3月,6月,9月,12月)、経費率は0.06%です。

S&P US Dividend Growers指数に連動するETF。過去10年間連続増配の米国株250銘柄で構成されています。

経費率も激安で、最近の増配実績も素晴らしく、値上がり益(キャピタルゲイン)も狙える優秀なETFです。

3月、6月、9月も前年同期比として増配だったため、あいかわらず安定感抜群で流石の連続増配ETFといった印象です。

12月も増配してくれれば、前年同期比として全て増配となり文句なしです。

VIG2022年2023年
3月0.69390.7489(+7.9%)
6月0.69490.7731(+11.3%)
9月0.71500.7705(+7.8%)
Total2.10382.2925(+9.0%)

DGRW ウィズダムツリー 米国株クオリティ配当成長ファンド

はやぶさ
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分配は毎月、経費率は0.28%です。

ウィズダムツリー米国配当グロース指数に連動するETF。時価総額20億ドル以上で、ウィズダムツリー米国配当グロース指数のうち、成長性と利益率が高い300銘柄で構成されています。

経費率はVIGと比較すると高めですが、こちらも最近の増配実績は良好で、キャピタルゲインも享受できるETFです。

NISA口座で購入のため、分配金に日本における約20%の課税がありません。

10月分の分配金を受け取りました。2023年10月のDGRWの分配金は0.0500$だったため、税引き後で986円でした。

10月の分配金は前年同期比としては減配(0.0550$→0.0500$)でした。

分配金はこのままいくと、年単位で減配となってしまいそうです。配当成長ファンドの意地を見せてほしいところですね。

DGRW2022年2023年
1月0.01500.0050(▲66.7%)
2月0.07500.0600(▲20.0%)
3月0.14500.1900(+31.0%)
4月0.09500.0400(▲57.9%)
5月0.07000.1250(+78.6%)
6月0.19000.1200(▲36.8%)
7月0.06500.0800(+23.1%)
8月0.10000.0850(▲15.0%)
9月0.18500.1550(▲16.2%)
10月0.05500.0500(▲9.1%)
Total0.99500.9100(▲8.5%)

VYM バンガード・米国高配当株式ETF

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分配は年4回(3月,6月,9月,12月)、経費率は0.06%です。

FTSEハイディビデンド・イールド指数に連動するETF。米国の高配当株400銘柄で構成されています。

高配当ETFという名前ですが、これまで10年以上連続増配しており安定性抜群です。

経費率も安く、売る理由が見つかりません。今後どうなるかは誰にも予想できませんが、ずっと保有しておきたくなるような銘柄ですね。

投資を始めて最初に1株買ってみたのがVYMだったため、とても思い入れのある銘柄です。コロナショック前から保有していたため、なかなかの含み益をたたき出してくれています。

今年の分配金は3月、6月、9月全て前年同期比で増配しており文句なしです。

この調子でいけば、今年も年単位で増配してくれることでしょう。

VYM2022年2023年
3月0.66220.7172(+8.3%)
6月0.84790.8767(+3.4%)
9月0.76720.7846(+2.3%)
Total2.27732.3785(+4.4%)

DHS ウィズダムツリー 米国株 高配当ファンド

はやぶさ
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分配は毎月、経費率は0.38%です。

ウィズダムツリー高配当指数に連動するETF。ウィズダムツリー高配当指数のうち、その上位を占める300銘柄以上で構成されています。

経費率はやや高めの0.38%ですが、300銘柄以上と分散はかなりきいています。

高配当ETFの中では、HDVやSPYDよりも分散がきいている、かつ毎月分配だからという理由で購入しました。

10月分の分配金を受け取りました。2023年10月のDHSの分配金は0.2100$だったため、税引き後で2,024円でした。

10月の分配金は前年同期比としては増配(0.1950$→0.2100$)でした。

10月までの合計分配金は去年と比較してかなり好調です。

DHS2022年2023年
1月0.10000.1100(+10.0%)
2月0.04500.1950(+333.3%)
3月0.13000.5400(+315.4%)
4月0.25500.1350(▲47.1%)
5月0.27500.3850(+40.0%)
6月0.39500.3100(▲21.5%)
7月0.23500.2050(▲12.8%)
8月0.29500.3150(+6.8%)
9月0.34000.3150(▲7.4%)
10月0.19500.2100(+7.7%)
Total2.26502.7200(+20.1%)

PFFD グローバルX 米国優先証券 ETF

はやぶさ
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分配は毎月、経費率は0.23%です。

ICE BofAML・ダイバーシファイド・コア・米国優先証券指数に連動するETF。優先証券に対して投資を行います。

優先証券は株式と比較すると株価の値動きは少ないですが、債権のように金利変動の影響を受けます。

金利上昇によりだいぶ値下がりし、利回りが高くなっていたため購入してみました。今後のアメリカの利上げがどうなるのか注視しなければなりません。

11月分の分配金を受け取りました。2023年11月のPFFDの分配金は0.1050$だったため、税引き後円換算で6,681円でした。

PFFDの分配金は、2022年8月から毎月0.1050$で変化していません。安定した金額を毎月受け取りたい場合には最適なETFかと思います。

まだ、安いと感じたため、さらに30株購入しました。

JEPI JPモルガン・米国株式・プレミアム・インカム ETF

はやぶさ
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分配は毎月、経費率は0.35%です。

JPモルガンが運用するETFで、資金の8割程度をS&P500銘柄の株式に投資し、2割程度を仕組み債に投資します。

仕組み債部分はコールオプションを扱います。株式部分でキャピタルゲインを、仕組み債部分でインカムゲインを享受しようとしているのでしょう。

仕組み債を組み込むなど、ややリスクが高いETFのため、後述するJEPQと合わせて、ポートフォリオの50%以下になるようにしておきたいと考えています。

11月分の分配金を受け取りました。2023年11月のJEPIの分配金は0.3589$だったため、税引き後で12.753円でした。

JEPIの去年と今年の11月までの分配金を示しますが、11月の分配金は前年同期比としては減配(0.6062$→0.3589$)でした。

2023年は分配金の成績が控えめです。

JEPI2022年2023年
2月0.38180.4439(+16.3%)
3月0.46220.4111(▲11.1%)
4月0.58770.4450(▲24.3%)
5月0.46800.4245(▲9.3%)
6月0.51640.3654(▲29.2%)
7月0.62100.3593(▲42.1%)
8月0.49540.2903(▲41.4%)
9月0.55890.3381(▲39.5%)
10月0.48080.3633(▲24.4%)
11月0.60620.3589(▲40.8%)
Total5.17843.7998(▲26.6%)

JEPQ JPモルガン・ナスダック米国株式・プレミアム・インカムETF

はやぶさ
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分配は毎月、経費率は0.35%です。

JEPIの株式部分がS&P500銘柄ではなく、ナスダックとなったバージョンのETFです。

JEPIと同じくリスクが高いため、ポートフォリオにおける心地の良い保有比率を探りながら投資していければと考えています。

11月分の分配金を受け取りました。2023年11月のJEPQの分配金は0.4176$だったため、税引き後で6,745円でした。

JEPQの去年と今年の11月までの分配金を示しますが、11月の分配金は前年同期比で減配(0.6812$→0.4176$)となりました。

JEPQの分配金については、比較のため去年の6月から記載しています。

JEPQ2022年2023年
6月0.37630.3565(▲5.3%)
7月0.33970.3668(+8.0%)
8月0.40710.3658(▲10.1%)
9月0.54630.4505(▲17.5%)
10月0.37950.4171(+9.9%)
11月0.68120.4176(▲38.7%)
Total2.73012.3743(▲13.0%)

分配金まとめ

11月に受け取った分配金の総額(税引き後、円換算)は、下記のとおりです。

11月は1494の年2回の分配金が入ってきたため、先月に比べてTotalは大きく増えました。

2023年9月(円)2023年10月(円)2023年11月(円)
149418,296
VIG6,169
DGRW4,692986
VYM12,855
DHS6,0042,024
PFFD5,5546,0876,681
JEPI11,74712,77312,753
JEPQ6,8766,6666,745
Total47,72831,69547,485

今後の高配当ETF投資について

保有している国内ETF、海外ETFの値動きや分配金の推移を確認しながら、買い増しや銘柄の入れ替えを実施しつつ、少しずつ受け取れる分配金を増やしていければと考えています。

定期的に保有銘柄などを更新した記事を公開し、分配金がいくらもらえたといった情報を共有していく予定です。

皆さんも興味、関心があればインデックス投資や高配当株投資を小額から始めてみてはいかがでしょうか。

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これまで私が使ってきたものの紹介だったり、私が興味がある配当金投資の成果報告だったり、パソコンの小技や資格のことだったり、色々な記事を書いていければと考えています。
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